女性営業のもやもやが少し晴れた話
大学時代、沖縄に滞在してたときに思っていた。
山田優みたいな美人に生まれなくてよかった、と。
ここでの山田優は単なる例えで、
沖縄出身の美人てことで思い浮かんだだけで、
同じ秋田出身の佐々木希でも誰でも良いのだけど。
警戒されないギリギリの感じ。
おかげさまですんなり打ち解けられて。
ごはんも食べさせてもらったし、昔の話もいっぱい聞かせてもらった。
美人過ぎると話しかけるのもハードル高いでしょ。
話した中身緊張して覚えてないんじゃない。
てことで、美人に生まれなくて良かったな、と。
後から振り返って気づいたんだけど、
あれ?これって今でも同じじゃない?と思い、備忘録。
昨日のとある学会での展示ブースにて。
ずらーっと20社ほどの企業展示ブースが並んでいる。
その中で
「女性営業が立ってる!」
こういうインパクトを残すタイプの営業がいる。
あえて目立つタイプの女性を前面に出す企業もあるしね。
しかし私が立っていても、
「女性営業」
が前面に出ているわけではない、という。
まあ、地味だし。疲れるからヒール履くのもやめちゃってるしね。
でも、これって逆に良いこともあるよね、と。
ブースに来てくれたお客様は私目当てじゃなく製品に興味を持って訪れてくださっている。
もし私が美人で「こんなこと聞いちゃって良いかな?間違ってたらどうしよう」と少しでもお客様に躊躇させてしまったら、とても勿体無いのだ。
展示が終わった後の反省会ではまた別の視点からの気づき。
同じくブースに立ち会っていた方から。
私みたいな営業は、ちゃんと製品の話を聞いてくれるよ、と。
男性にはないソフトな話し方はやっぱり女性営業の魅力だ、と。
社会人4年目の終わりにして、
やっと自分の良さ?に気づくきっかけをもらった感じでした。
「女性営業」と一括りにされることも多く、
女性営業の代表みたいな扱いを受けることも少なくはなく、
迷いやフラストレーションもあったけど、
少し自信を持つことが出来ました。
ちなみに以下、2010年の9月に書いた日記の引用。
大学院2年のなつやすみの日記。
いまの私にも活きている。
地理学専攻してたので、句読点が違いますね。懐かしい。
今回の滞在で,
「受け入れること」と「受け入れられること」は
同じなんだなーって気づきました.
「これ食べなさい」って出されたら食べてみるし,
「これあげる」って言われたら絶対もらう.
誘われたら絶対ついて行くし,
私のためにしてくれることに対して全部まるごと受け入れる.
そーすると,
次からもいろんなものもらえるし,
いろんなとこに連れてってもらえる.
そーやってあたしの経験値が増えてって,
共通の話題ができてくると,
周りに馴染んでくる.
とにもかくにも,
今回の気づきは,これからの自分に生きてくるなーと強く感じています.